A660 空調実験室ユニット 教育機器 職業訓練機器 冷凍訓練機器
説明
スチールフレームとキャスターホイールに搭載された、アップグレード可能な計装機能付き空調実験室ユニットです。ユニットの長寿命化に伴い、どの段階でもアップグレードを追加できるため、投資コストを分散できます。基本ユニットは、250mm角のダクトに排気する可変速ラジアルアクティング軸流ファン、蒸気加湿器、電気予熱器、直膨張冷却コイル/除湿器、電気再加熱器、および風量測定用オリフィスプレートで構成されています。空気冷却は、圧力、温度、冷媒流量測定機能を備えた蒸気圧縮冷凍システムによって行われます。これにより、フルサイクルダイアグラムを作成し、冷媒システムのエネルギー収支と空気側のエネルギー伝達のバランスをとることができます。各プロセスの前後の空気状態は、高精度の湿球・乾球センサーを使用して記録されます。計装機能により、各抵抗負荷への電力を測定し、空気のエンタルピー変化および質量流量とバランスをとることができます。
特長
デジタル温度表示を標準装備
各プロセスの前後に高精度の湿球・乾球センサーを搭載し、空気の状態を測定。
すべてのプロセスは計装化されており、加熱、冷却、湿度変化の各プロセスにおけるエネルギーと質量のバランスを測定できます。
運転条件の変化後も速やかに安定状態を維持します。
いつでもアップグレードが可能で、設備投資を削減できます。
アップグレードオプションには、以下のものがあります。
1. 再循環(A660B)、
2. コンピュータリンク(ソフトウェア使用)(AC660A)、
3. PID制御および環境チャンバー(A660C + A660D)。
技術仕様
高精度湿球・乾球センサーにより、各プロセスの前後に湿度を測定します。湿度は0~100%RHの範囲で測定可能です。
風量は0.14m³/s以上に調整可能です。
最大4kWの加熱を切り替え可能です。
最大5kWの蒸気噴射を切り替え可能です。冷却は、公称出力2kWの計装機能付き蒸気圧縮サイクルによって行われます。
重量と寸法
重量:165kg
全長:2370mm
全幅:530mm
全高:1260mm
全長:3630mm(A660B搭載時)
重量:224kg(A660B搭載時)