F1-32 フランシス水車 教育機器 職業教育機器 流体力学実験機器
説明
先細りの螺旋状の渦巻きが、角度を調整してタービンを通る流れを変えることができるガイドベーンのリングを介して水をランナーに送ります。水はランナーの周辺で接線方向に流入し、ブレードを通ってハブに向かって放射状に内側に流れ、ドラフトチューブを介して軸方向に排出されます。
タービンによって生成された電力は、ランナーによって駆動されるプーリーホイールに巻き付けられたブレーキベルトに取り付けられた一対のバネ秤で構成されるプロニー摩擦ブレーキによって吸収されます。タービンの負荷は、両方のバネ秤に張力をかけることで変化し、プーリーホイールの摩擦が増加します。ブレーキ力は、2 つのバネ秤の測定値の差と、この力とプーリー半径の積から計算されたトルクから決定されます。
タービンに入る水の頭圧はブルドンゲージで示され、回転速度は非接触式タコメータ(付属していません)を使用して測定されます。
技術仕様
速度範囲: 0~4000 rpm
フランシス ランナーの直径: 60 mm
ランナーのブレード数: 12
ガイド ベーンの数: 6、全開から全閉まで調整可能
スプリング バランスの範囲: 0~50 N x 0.5 N
ブルドン ゲージの範囲: 0~2 bar
油圧ベンチ サービス ユニット F1-10/F1-10-2 が必要
実験内容
フランシス水車の動作特性を判定
出力、速度、トルク、効率の性能チャート
タービン出力トルク対ローター速度
タービン出力電力対ローター速度
タービン全体の効率対ローター速度
フランシス水車の入口ガイド ベーンがタービンを通る流量を変化させ、その結果として生成される電力を変化させる機能のデモンストレーション